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執筆者の写真小西勇輝

西島学様=月例杯「優勝」までの道(後編)

レッスン生の西島学さんが、イーグルレイクゴルフクラブの2023年5月の月例杯で優勝されました。 後編の今回は、レッスン、フィッティング、そして優勝への道です。 優勝ラウンドのレポートは、読んでいてドキドキします。


競技ゴルフ専門コーチ

小西勇輝

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後日、八千代市の某練習場で1時間の「お試しレッスン」。

初めは自由に打っていたら、それをじっと見ていた小西プロから


「バックスイングが小さくてフォローが大きい」

「自分で頑張りすぎているのでもっとクラブに仕事をさせるように」

「バックスイングでイン側に引きすぎている」・・・


など、矢継ぎ早に自分では気が付かない悪い癖を指摘され、その改善のためのドリルを提案してくれました。


何せこれまでは全くの独学。「自分のスイングってそんなにズレているのか?」と少し衝撃を受けていましたが、動画を撮影して違いを示してくれるなど、ゴルフを人に習った事が無い自分でもわかるように丁寧に教えてくれました。

1時間のレッスン時間なんてあっという間。次回(2週間後)のレッスンまでとにかく教わったドリルを意識しながら練習に励むことに。(もちろんその場でレッスン契約書にサインしました)


そんなこんなで月2回のレッスンを継続することになりました。

レッスンでは「アプローチの距離感」「1球ずつ同じルーティンで打つ」「ダウンブローの打ち方」などなどドリルのネタが尽きることはありません。


また、ラウンドレッスンの時は練習場で指摘されたテーマをコースでも忘れないことを意識しつつ、その時の気候や高低差やボールのライを意識するなど、練習場できないテーマの指導を受けます。



そして、ラウンド終了後はパターやアプローチ練習場で復習するなど濃密な1日を過ごすことで、日に日にショットの精度も上がるようになってきました。


しかし、ゴルフはそんなに甘いものではありません。スコア向上はそう簡単にはいかず、悶々としたことも。

ただ、例えば同じダブルボギーでも、これまでは右へ左へ走りながらやっとのことでダボをキープしていたのが、パーオン4パットとか(それも問題ですが・・・)、あと少しでパーやボギーにできると希望を持てるようになり、少しずつですがレッスンの効果を明らかに実感できるようにもなってきました。


ある時、小西プロから「クラブ診断を受けてみたらどうですか?」と言われ、我流で選んでいたクラブセット(特にシャフト)の見直しを提案してくれました。

貧乏性の私は「そうは言ってもお金が・・・」と思いながらも、「少しでもスコアーがよくなるのなら」の気持ちが勝ってフィッティングをお願いすると・・・紹介されたフィッターは、みんなのゴルフダイジェストやスポナビGolfで見ていた業界屈指のギアオタク小倉勇人さんだった。またしてもゴルフ界の有名人に会うことに。



本当は13本(パター除く)全てのクラブを見直すべきなんでしょうが、いきなり全てのクラブを見直す勇気はなかったので、とりあえずドライバーとアイアンのシャフトだけ新調することになりました。


これが中々に良い感じで、ドライバーの飛距離は伸び、アイアンは方向性が安定してきました。

ただ、逆に・・・シャフト交換をしていないUTの精度が悪目立ちしてしまい結局UTのシャフトも交換することに。

(ギアに詳しい人は写真を見ると面食らうかもしれませんがUTにアイアン用のMCIを挿しています)



小西プロに師事してからちょうど1年となった月例杯。

この直前のレッスンで方向性を重視するよう指示を受け、飛距離よりも方向性を意識して臨むことに。


この日はティーショットが安定してセカンドも悪いなりにグリーン周りには持っていける。悪くてもなんとかボギーで抑えながら5番ホールまで2オーバー。

スタートが遅めだったこともあり、この時点でリーダーボードの1ページ目、つまり優勝争いのメンバーの中に自分の名前がありました。普段だったらこの時点で自分の名前が出ることが無いので「今日はいい調子だぞ」くらいの感覚だったと記憶しています。

変に順位を気にするとよろしくないのはお約束。その後6番ホールから9番ホールまで全てボギー・・・。

それでも前半43で上位を維持しながら後半へ続きます。


後半のスタート時、順位に大きな変化は無く相変わらずリーダーボードの上位に名前があることを確認。また、同伴者の一人もほぼ同じスコアだったことから後半はこの方を仮想ライバルとして意識することに決定。

前半は一進一退で、ハンデの差があるのでかろうじて自分が上といった状況でしたが上がり3ホールでいよいよ優勝の文字がチラつくようになり明らかに緊張してきました。


仮想ライバルの方も緊張していたのか17番ホールで痛恨のダボ。優勝争いからは脱落。後で聞いたらその前の15番ホールで短いパーパットを外したところで緊張の糸が切れていたとのこと。やはりメンタルは重要ですね。

自分も明らかに思い通りに身体が動かない中、上がり3ホールを何とか全てボギーで切り抜けた結果、後半41でTotal84。ハンデの差にも助けられ何とか優勝することができました。




まだまだ課題はたくさんあるので、これからも小西プロに鍛えて頂ければと思っています。


まずはベストグロスでの月例会優勝。

さらに夢は大きくクラチャン→関東シニア→日本シニア→ゴルフ侍出演!

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