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執筆者の写真園部貴弘

Vol.17 ゴルフコーチを変更する

月例杯に優勝してから、ゴルフが停滞するようになった。

あの日の僕は、別人だったのか。ゾーンにはいっていたのか。同じスコアーを出す僕にはなかなか出会えない。


イーグルレイクの月例杯は、HDCP~13までがAクラス。HDCP14~がBクラスになっている。そのHDCPの決め方は「HDCP10までは、競技でアンダーをだしたらその分、減る。10以下は、1年間にアンダーを2度出せば1減る。」というものだ。


つまり、僕が優勝したときのHDCPは25。スコアーが86。そしてNETが61。11アンダーを出したことになる。

HDCP25から11を引いて・・・新HDCPは14になった。Bクラスで一番ハンディキャップが低いということだ。



ここからがキツい。ここしばらくのBクラスの優勝スコアーは、NETで68や69。つまり僕が優勝するためには、「競技の時に82」で上がってこなければいけない。というものだ。

そのためAクラスにあがるまでは、優勝どころか入賞も難しい。では、Aクラスにあがるには?それは「競技で85を出す」必要がある。これならいけるかとおもったが・・・


数ヶ月たっても、まったく85が出る予感すらしない。それどころか、90台を連発してしまう。手を抜いているつもりはないが、「優勝」をやり遂げてから、目標が「85を出す」だけになり、モチベーションがあがらないのか、スコアーがだせなくなってしまった。


そこで気分転換のために、ゴルフクラブを変える事にした。ゴルファーなら一度は使ってみたい「マッスルバック」に。

これ以上年齢が行くと、さすがにマッスルバックは無理だと思ったので、最後のチャレンジの意味で使ってみることにした。



ゴルフフィールズの小倉さんに相談して、最終的に選んだのはマスダゴルフの「ファストマッスル」。シャフトはdynamicgold120。一般的な考え方からすると「重い」と思われるかもしれないが、小倉さんの考えるフィッティングではこれがベストだ。



(写真:マスダゴルフのHPより)

○マスダゴルフ



マスダゴルフの創業者 増田雄二さんは、ジャンボ尾崎のクラブを作っていた方で、日本を代表するクラブデザイナーだ。その思想が集約されたクラブが「ファストマッスル」で、「マッスルバックの美しい形状と振りやすさにこだわったプレーヤーを高みへと導く、実戦派の速筋アイアン」だ。


「かっこいいけど・・・むり」

ゴルフ仲間に見せるたびに言われる。でも、だからこそ、コレを使いこなしてみたい。

そのモチベーションで道具を手にしたが・・・


実際、甘い物ではなかった。全然、当たらない。当たっても飛ばない・・・

なんだこれは?

小倉さんから道具を受け取って10分後には後悔していた。「こんなの無理じゃないか」。


スコアーが出ず悩み、新しいクラブが全く打てない・・・そんなタイミングと、小西プロが独立したタイミングがちょうど重なった。



「僕がこのクラブを上手く扱えるようになって、試合で優勝できるようにゴルフを教えてくれるかな?」


と言うと、小西プロは


「はい。ぜひともお願いします。園部さんが1人目のレッスン生です」


ちょうど2年前。2021年12月末の話だ。

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