小西プロとの練習を重ねる。
徐々に、上達してくる実感が湧いてくる。そうすると、ゴルフがより楽しくなってくる。何歳になっても「出来る事が増える」「成長の実感がある」のは楽しいものだ。
だから、平日の夜は、練習場に行き1時間の練習。週末はホームコースのイーグルレイクゴルフクラブでのラウンド。そんな生活を続けていても、苦にならない。そして、イーグルレイクでのスコアーも安定してきたころ・・・
「園部さん、ゴルフが小さいです。ぜんぜんクラブが振れていません。置きに行くゴルフになっています。イーグルレイクだけでゴルフするなら、そのままでも良いですが、後々、外部の試合に出るようになったとき、置きに行くゴルフでは戦えません」
と小西プロが言ってきた。
イーグルレイクは、「狭い」で有名だ。
(1番ホールからティーグランドからの眺め)
レギュラーティーからだと6024ヤードなので、「短い」とも言われる。
※もっとも、チャンピオンティーは6677ヤードある
さらに名前の通り、池が多い。半数のホールに池が絡む。名物の13番、14番ホールなんて、フェアウェーより池の方が大きい。
(13番ホール 白ティーからの眺め)
もう一つは、丘陵コースでコースは林で分かれているが、木の間から縫って狙うことはない。なぜなら、ほとんどが「すぐにOB」だからだ。 そんなコースでプレーを重ねると「飛ばす」より「いかに曲げないか」が第一のテーマになってくる。つまり「置きに行くゴルフ」。
ビジターが「白ティー」からプレーする場合、ちょっと飛ばす人なら「イーグルって、ドライバーいらないよね」って言われる。確かにそうだ。
小西プロに習いだしたのは「マッスルバックアイアンが上手く打てるようになるため」それと「イーグルレイクの月例でAクラスに昇格すること」だったが、上達してくると「もっと上が狙えるかも?」と欲がでてくる。
さすがに、現段階では難しいが、さらに上達してくると、「県アマ」と言われる「千葉県アマチュアゴルフ協会」が主催する競技や、アマチュアのゴルフ競技の最高峰「日本アマチュアゴルフ選手権」の出場資格になる「関東ゴルフ連盟」の競技などに出てみたい。
あと数年で「シニア枠」になるので、シニアの大会なら戦えるかもと。
ただ、そうなると大きなテーマが出てくる。
2023年の日本アマチュアゴルフ選手権は、北海道のツキサップゴルフクラブ(6,990ヤード・パー72)で行われた。優勝は早稲田大学 2年の中野麟太朗選手だ。
男子ツアーの平均距離が7,100ヤードと言われるので、それに匹敵するぐらいの距離がある。そこで戦って行くには、やはり「クラブをしっかりと振って飛ばす」ことが必須になってくる。
僕の現在のドライバーの飛距離は、200~230ヤード。今日一番で240ヤードが出るかどうか。
そこで、とある記事を思い出す。2020年にUSGAが『平均ドライバー飛距離×28=そのゴルファーにとって理想的な総ヤーデージ』だと発表している。
この式に僕をあてはめると、220が平均なので、220×28=6,160ヤードになる。これが僕にとっての適正ということになる。
ドライバー 180ヤード 、 総距離 5,040ヤード
ドライバー 190ヤード 、 総距離 5,320ヤード
ドライバー 200ヤード 、 総距離 5,600ヤード
ドライバー 210ヤード 、 総距離 5,880ヤード
ドライバー 220ヤード 、 総距離 6,160ヤード
ドライバー 230ヤード 、 総距離 6,440ヤード
ドライバー 240ヤード 、 総距離 6,700ヤード
ドライバー 250ヤード 、 総距離 7,000ヤード
ドライバー 260ヤード 、 総距離 7,280ヤード
そう思って、過去のスコアーを見ると、6200ヤードぐらいまでのコースだと、パーオン率が50%前後だが、6600ヤードぐらいのコースになるといきなりパーオン率が落ちて10%や20%ぐらいになってしまうこともある。
ようは・・・ミドルホールの場合、2打目でグリーンに届かないか、届く距離であってもUTやロングアイアンを使わないとダメな距離が残っているため、グリーンオンする確率が落ちるって事だ。パーオンしないと、それだけスコアーが悪くなる。
となると、イーグルレイクのBクラスだと、青ティーから6,323ヤードなので、ぎりぎり戦うことが出来るが、Aクラスに昇格するとチャンピオンティーから、総距離は6,677ヤードになる。
表に当てはめると、ドライバーの飛距離が240ヤードは必要になる。そうでないと、スコアーが出す事が出来なくなる。Aクラスで優勝することも、クラブ選手権で予選を通過することも難しい。
さらに、外部の試合に出て戦うためには、ドライバーの飛距離は250ヤードが必要になってくるだろう。
その事を小西プロは指摘していたのだ。
お互いの認識は、より上のステージで戦うために、「もっと距離があり、しっかりとクラブを振らないとスコアーが作れないコース」で練習を重ねていくことになった。
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