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執筆者の写真園部貴弘

Vol.24 外部の試合に出場する

「競技ゴルフ専門コーチ」の小西勇輝プロの指導に期待するのは、やはり、クラブ選手権での優勝「クラブチャンピオン」になることだ。 特にスポーツをやってこなかった僕が、40代後半からゴルフを始めて、本当に狙えるものなのか。指導を信じて突き進むのみ。小西プロは、高校生の時に所属クラブのクラブチャンピオンになったそうだが・・・

(小西少年)


ゴルフクラブは小倉勇人さんにお願いししっかり整えた。


ホームコースの「イーグルレイクゴルフクラブ」以外に、しっかりと距離を打たないとスコアーがでない「桜ゴルフ倶楽部」のメンバーにもなり、日々、練習場での練習と、ラウンドを繰り返している。もちろん、イーグルレイクでも桜ゴルフ倶楽部でも、月例杯をはじめクラブ競技は必ず出場している。


そんな中、試合に出場しだすと、「試合慣れ」というのが必要だと、思うようになってきた。


いくら練習場で上手く打てても、いくら普段のラウンドでいいスコアーを出しても、「試合」でそのショットやスコアーを出せない限り勝つことはできない。試合で勝つ、そして優勝を手にするためには、試合の空気にのまれることなく、普段の自分の実力を発揮させることが必須だ。そのためには、競技の数をこなし、競技ゴルフ・試合という場に「場慣れ」することが求められる。


日本プロゴルフ選手権で、小西プロのキャディーをやったとき、そのことをすごく感じた。

小西プロのように「ティーチングプロ選手権 優勝」のご褒美として「日本プロ出場」をしたティーチングプロは、それこそ一生に一度、あるかないかの大金星でのご褒美として「日本プロの試合の場」にたっている。


その状況で自分のゴルフなんて出来るわけがない。その証拠に、ティーチングプロ選手権から来た出場者で「予選」を通過した人は誰もいない。場に飲まれてしまってるのだ。


それに対して、小西プロの後輩で、一緒に練習ラウンドをした蝉川泰果プロは、練習ラウンドの前日に、全英オープンから帰国して、そのまま試合会場に来ていた。

(小西プロと蝉川プロの練習ラウンド)

そして、日本プロで2位に。

日曜日に北海道で試合を終えた後、今度は横浜に移動し、「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 2023」に出場。そちらも2位になっていた。


ようは、トーナメントプロに取って、ツアーに出るのは、僕らサラリーマンが、土日を休んで月曜日に会社に行く感じなのだ。出場しているツアーを「すごいところ」と思わず、「日常の仕事をしているところ」という感覚しかないと思う。

そりゃ、たまたま1回出るだけの選手が、簡単に勝てる場ではない。



同じことが、僕らアマチュアにも言える。

試合に勝つために必要な要素は、技術やメンタル、道具などが大きな影響度合いを占めるが、その他にも「試合経験」「場慣れ」というのも大事な勝利の要素になっている。


月に1度の月例杯しか出ないより、2つのコースをもって月に2度、月例杯に出た方が「場慣れ」するし、経験がたまる。月例杯だけでなく、たとえ予選に通るのが難しいとわかっていても理事長杯やクラブ選手権など、上位の試合に出た方が、「場慣れ」する。


その一環として、小西プロからの指導で、「外部の試合にでる」というのをやり始めた。

千葉県アマチュアゴルフ協会、関東ゴルフ連盟が主催する「ガチ競技」やゴルフイベント会社が運営する「ちょっと緩めの競技」など、ゴルフの外部競技は、探してみたらいろいろ出てくる。


今回はその中から2つの外部の試合に出てみた。


一つは、「World Amateur Golfers Championship Japan 2024 (WAGC)」という試合。

ハンディキャップ別にクラスを分けて戦う、世界大会だ。地区予選を通過し、全国決勝で優勝したら、日本代表として、タイのプーケットで世界の選手と戦う。

小西プロのレッスン生2人とともに、栃木県のプレステージカントリーで行われる地区予選に出場。



そこでいい感じにプレーすることができ、予選を突破できた。


全国決勝は、千葉のPGM総成カントリー。



さすがに全国の壁は厚い。予選と違って「何位以内にはいれば・・・」ではなく、「1位」だけ。それ以外はすべて「敗者」という状況。



結果は、残念ながら日本代表になることはできなかったが、すごく良い経験を積むことができた。


(ジャパンファイナル出場記念のネームタグ)


もう一つは、「関東ゴルフ連盟(KGA)」が主催する大会。

これも小西プロのレッスン生と共に出場。千葉の鎌ヶ谷カントリーで行われた。



さすがに、ガチ競技なので空気感も出てる選手のレベル層も違う。競技委員も各ホールに張り付いているし、同組の方も「我孫子」であったり、「竜ケ崎」であったり。

60人の選手で戦い、15位までが予選通過。結果、カットラインがNET72で、僕はNET74だったので、まったく勝負にならないってことは無かったが、残念ながら予選通過はできなかった。



ただ、この2つの外部競技に出たことで、イーグルレイクの月例や桜ゴルフ倶楽部の月例では、まったく緊張しなくなった。10月の末にイーグルレイクの理事長杯があるが、それも「余計な緊張感」が無く、戦える気がする。


試合で勝つためには、試合経験を増やす、より上位の試合に出て空気を感じる。

この2つは、試合でも「自分のゴルフ」をするために、大事なことだ。

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