ゴルフにはスコアの壁がいくつかあります。
100の壁、90の壁、80の壁、そして、70の壁です。
対象の壁を突破できるくらいの良いショットを打つのに、突破できない方は大勢います。
では、なぜできないのでしょうか?
理由は、「壁突破のマインド」を心得てないことが考えられます。
皆さんベストスコアを出したことがあると思いますが、ベストスコアの数字だけでは、その人のゴルフレベルは測れません。
例えばベストスコア76、平均スコア90の人がいたとします。
「あの時76が出せたのに、、、」とベストスコアを意識すること、、、これは壁突破を自ら遠ざけてるといっても過言ではありません。
しかし、実はここに、壁突破の為の鍵が隠れているんです。
「コンフォートゾーン」という言葉があります。
これは、「居心地の良い場所」を、意味します。
人間は本能により、無意識に「居心地の良い場所」つまりコンフォートゾーンに居続けようとする傾向があります。
これはゴルフでも同じようにあります。
平均90の人が、前半50打ってしまったが、後半上手くまとめて、42であがったり、
ベストスコアが出そうだったのに、最終ホールでOB2回、結果は「9」。
大叩きをしてしまったり、、
僕が定める、ゴルフでのコンフォートゾーンは、一年以内の平均スコアの±5打です。
つまり、平均スコア90の人が、80の壁をコンスタントに突破していくには、平均スコアを85以下にしなければいけません。
ベストスコアの76ばかりを見てると、目標が高すぎて、本来良いスコアや良いショットのはずなのに、「マイナスイメージ」が目立ってしまいます。
この場合、目標スコアを決めるとしたら、平均スコアより1〜5打良い数字です。
つまり、85〜89です。
逆に、壁の突破、目標のスコアが厳しくなった時に適当にプレーをすると、平均スコアが悪化してしまいます。
その結果、コンフォートゾーンも悪化し、壁突破、目標から遠ざけてしまいます。
まとめると、90の壁、80の壁、、、を突破することを目指すプレイヤーは、、
・スコアの目標値を平均スコアの1〜5打良い数字にする。
・突破が厳しくなった時のプレーこそが本当の勝負である。
ということを忘れてはいけません。
Comments