ゴルフスクールに申し込んだ1週間後。さっそく、レッスンの日がきた。 練習場のレッスンって、どんなものか・・・ アコーディアでは、申込の時に「テクニカルガイドブック」と言われるテキストを渡される。
スタンスやグリップ、スイング、ルール、マナーなど「これから始める人」にとって必要な情報がまとめられている。最初はこれを使って・・・
というのが、プログラムみたいだが、担当プロに「勝手に読んでおいて、俺は使わないから」と言われただけだった。1冊3300円もするのに、買わせるだけ買わせて、使わないって一体・・・どういうことだ。
さらに、レッスンのスタート時には、怪我を防ぐための準備運動やストレッチをするように「アコーディアのプログラム」にはあるようだが、担当プロは「勝手にやっておいて」と言うだけだ。後から他のプロをみていると、ちゃんと体操を全員でしてから始めているので、僕の担当プロが独自解釈をしてやってるんだろうなぁと。
ライザップゴルフなどは、ガチガチの指導マニュアルがありそうだが、一般練習場のスクールは、担当しているプロによって、教えられるスイングやゴルフの考え方すらバラバラだ。だから前回の投稿では「相性が一番大事」とは書いたが、実際は「担当プロによって、教えるスキル、教えられる内容にかなり差がある」とも思った方がいい。
「担当プロ・ガチャ」だ。
当たりを引けば、より早く、より確かにゴルフは上達するだろうけど、ハズレを引けば、時間だけかかって上達が遅れ、最悪、ゴルフをつまらなくさせてしまうだろう。「そういうモノだ」という認識を持って、ゴルフスクール・担当プロを選んで欲しい。自身のゴルフ生活を失敗しないためにも。
さて、実際のスクールの流れだが。。。
基本は1時間。最大6人のグループ指導だ。
全員が1時間打ちっ放しをやっている中で、担当プロが、一人5分見ては隣のレッスン生に、また5分見ては隣のレッスン生に・・・それを6人やったら、また最初の1人目に戻ってきて5分見ては隣に、5分見ては隣に。それを繰り返したら、「終わり」というものだ。
つまり・・・1人10分しか教えて貰えない。それを月に4回。
一月にプロから指導を受けられる時間は、40分。それで月謝が11000円。なおかつ、1回あたり1100円の施設使用料を払うから、
ようするに1回あたり10分見て貰って、3850円だ。
「これで本当に上手くなれるのか?」の疑問は、通い続けている間、何度も何度も頭をよぎったが、「自分一人で学ぶ」という選択肢はないので、このまま続ける事にした。
結局、アコーディアのスクールには3年近く居た。担当プロは一切変えずに、最初から3年間同じプロに習った。 そのまま、4年、5年と同じプロに習い続ける予定ではあったが・・・
「アコーディアの練習場スタッフの小西君」が、PGAティーチングプロの資格を取得し「小西プロとして独立」したのをキッカケに、アコーディアのスクールを辞めて小西プロからプライベートレッスンを受けることにした。ちょうど、マンネリ感と実力向上の停滞を感じていたタイミングでもあったのだ。
イメージで言うと「プライベートレッスンは高い」と思うだろう。果たしてそうだろうか。
先ほど書いたように、グループだとプロから指導を受けるときのコストは10分3850円だ。 2時間分習おうとすると、、、3ヶ月かかって、46200円になる。さらに曜日によって指導プロは変わる。
これがプライベートレッスンだと、小西プロの場合1時間1万円なので、、、2時間分習うとレッスン代2万円と打ち放題2時間で3000円ほど。つまり23000円。やる気になれば1日でできる。さらに継続して僕のことを見てくれているので、「目の前のミス」ではなく、長期にどう良くしていくかを考えて指導してくれる。 時間もお金もあるのなら、グループレッスンでもいいかもしれないが、技術の向上を短時間で学ぶのなら、間違いなくプライベートレッスンだということがわかるだろう。コストは半分以下、時間は比較すらできない。 僕はこのことに気づくのに3年かかったが・・・
ゴルフを初めて最初の1年は、ほとんどラウンドに出ずに、「スクール」と「個人練習」だけをやり続けた。へたくそな自分が、ラウンドで恥をかくことに耐えられなかったのが、一番の理由かもしれない。もっとも、どれだけ練習をしていっても、ラウンドと練習は違う。恥をかきまくるのだが・・・ 初ラウンドは、担当プロと一緒にラウンドする「マンスリーイベント」というスクールの行事だ。
場所は、茨城県にある「ワイルドダックカントリークラブ」だ。
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