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Vol.19 練習場、ラウンド、試合の繰り返し

小西プロのレッスンが始まった。

練習場でのレッスンと、ホームコースの「イーグルレイクゴルフクラブ」でのラウンドレッスンの組み合わせだ。練習場だけでもダメだし、ラウンドレッスンだけでもダメ。上達には両方をどう組み合わせるかが大事だ。


まずは、出来る事を増やすために、練習場でしっかりと練習を積む。打つ球の精度を高めたり、距離を伸ばしたり。

アプローチ一つ取っても、ランニングアプローチか、ピッチ&ランか、ピッチショットか、ロブか。。。いろんな打ち方をしてみて、僕自身が方向と距離を合わせやすいしっくりくるモノをみつけたり。もちろん見つかったモノを徹底して、自分の技術にしたり。


ショットは、身体の動きから「園部さんは、フェードボールを極めましょう」と提案された。「ドローも打ちたいね」というと、小西プロは、「アマチュアの練習量で、最初から両方を狙ったらいつまで経ってもカタチになりません」ときっぱりと。


最初の数ヶ月、「フェードボールのショット」と「アプローチの技術を増やす」を徹底的にやった。


その過程で、「フィジカルが弱い」となったので、人生で初めて「スポーツクラブ」の会員になってパーソナルトレーニングも受けた。家の近くにタチリュウコンディショニングジムという、元野球選手の立花龍司が立ち上げたジムがあり、友人がそこの役員をやっていたので入会することにした。



いろいろ頑張ってはみたが・・・さすがスポーツクラブはフィーリングが合わなすぎて、1ターン3ヶ月で辞めてしまった。もっともいまでも日々、そこで習ったストレッチや体幹を鍛えるための動きはするようにしている。

前回のコラムに書いたように、スコアーはガタガタだ。

もっとも、それは最初に説明されていて、僕も承諾したのだから、気にならない。

いままでやっていた事を辞めてまったく違うカタチでのスタートだからそれは仕方ないとあきらめが付く。



いままでやってきたことを修正する場合、「いままで」を引きずってしまうから、成長が遅かったり、天井にぶつかったり。自分がやってきたことが「違う」のなら、さっさとそれを辞めて、新しく「自分にとって正しい」ものをヤル方がいい。


練習場である程度出来るようになったら、実際にラウンドで試す。

「練習場で出来たこと」を「ラウンドでもできる」ようにする段階だ。しかし、そう簡単では無い。練習場だと目をつぶっても、片足あげても出来ていたことが、なぜかラウンドで出来ない。だから次は、その出来なかった原因を探り、そこを克服するために練習場でまた練習を積む。それの繰り返し。


そして、月例杯などの試合。月に1回、試合に出場するのだから、それを目処に普段の練習を行う。次までにコレを出来るようにしようだとか、このミスの修正をしようだとか。そして、「ラウンドで出来たこと」を「試合でも出来る」ようにする。

これがまた上手くいかない。通常のラウンドだと逆立ちしてても後ろを向いていても出来る事が、なぜか試合になると出来ない。あり得ないぐらいのミスをする。

だから次は、「試合でダメだったところ」を、ラウンドに持ち帰り練習。ラウンドでもダメだったら練習場に持ち帰り練習。


こんなことを数ヶ月続けていたら・・・4ヶ月を越えた当たりから、スコアーが安定しだし、100を越える事もすくなくなり、、、そして2022年8月7日、ホームコースの「イーグルレイクゴルフクラブ」で、初の80切り。79を出すことが出来た。



とあるサイトを見るとこんなことが書いてある「ゴルフ場に来場した、ゴルファー全体に占める70台のゴルファーは、全体の1.9%になっています。」と。

ようやく「うまいね」と言われる入口に立つことができた。



練習場で出来る事を増やす。

それをラウンドで出来るようにする。


ラウンドでは練習場で出来たことが出来ているか。

また他にどんなミスが出たか。課題は?。。。を練習場に持ち帰る。

そしてまた練習場でそれらが出来るように練習する。


それを繰り返しているウチに、「試合」になるので次は、

「ラウンドで出来ていたことを試合で出来るか」。

試合で出来たか、ミスは何かをラウンド、そして練習場に持ち帰り、

また練習場、ラウンドとステップを踏んで次の試合に挑む。


しばらくすると、、、イーグルレイクゴルフクラブでラウンドしているだけでは問題だと小西プロが指摘してきた。それは次回に。

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